足の臭いの原因になる水虫について

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『水虫になると臭う理由』

水虫は、足がかゆくなるというイメージが強いものです。
しかし、水虫は足がかゆくなるだけのものではありません。

足の臭いの原因にもなるものです。

と言っても、水虫の原因になる白癬菌が臭うわけではありません。

水虫になって皮膚の抵抗力が落ちることで、足が臭うようになります。
これは、抵抗力が落ちると、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因になってしまうからです。

『水虫は一つじゃない』

水虫の種類は、大きく分けて四種類あります。
さきほど、水虫は足がかゆくなるというイメージが強いと言いましたが、
四種類の中には足がかゆくならない水虫もあります。

そして、足の臭いが強くなる水虫もあります。

まず、足がかゆくならない水虫から説明しましょう。
かゆくならない水虫は、角質増殖型水虫と言います。

この水虫はかゆくなったり、痛くなったりという自覚症状がないことが多く、
気がつきにくい水虫です。

角質増殖型水虫になると、かかと中心に角質が厚くなり、硬くなります。
皮膚が剥げて落ちていくため、感染しやすいという特長があります。

爪水虫もかゆくならない水虫なのですが、この水虫は爪に白癬菌が感染します。
感染した場合、爪が白く濁って厚くなり、崩れ落ちるようになります。

かゆみがある水虫は、小水疱型水虫です。

小水疱型水虫は強いかゆみのある水虫で、足の裏に小さな水疱が出来ます。
足の側面や土踏まずに感染することが多い水虫です。

『足の臭いの原因になりやすい水虫』

足の臭いが強くなる水虫は、趾間型水虫です。
この水虫は足の指の間に感染し、強いかゆみが出ます。

感染すると赤くなりますが、次第に白くふやけるようになり、
最終的には皮が剥がれてジュクジュクした感じになってしまいます。

雑菌が繁殖すると、強い臭いを発することになります。
足の臭いが強い場合は、趾間型水虫の可能性がありますから、足の指の間を確認してみましょう。

『水虫に感染する原因は?』

水虫は、白癬菌が原因で感染します。
しかし、白癬菌自体がどこかに落ちているわけではありません。

白癬菌は、皮膚についた状態で落ちます。

ようするに、白癬菌がついた状態の皮膚が原因で感染するのです。
ですから、皮膚が落ちている場所ならどこでも白癬菌に感染する可能性があります。

水虫に感染しないようにするためには、掃除が大切です。
家族に水虫の人がいる場合は、掃除機を丁寧にかけましょう。

バスマットを別にしたり、スリッパを別にすることも効果的です。外での感染予防は、足を洗うことです。
健康なら白癬菌がついても、すぐには感染しません。

タオルで拭いたり、足を洗えば白癬菌を落とすことが出来ます。

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