重曹で足臭い対策

重曹は、よくパンの膨らまし粉として知られていますが、
正式名は、炭酸水素ナトリウムというナトリウム化合物です。

パンが膨らむ理由としては、重曹は加熱されると、分解されて
気体の二酸化炭素が出来る性質があるからです。

また、重曹には、アルカリ性の性質があり、酸性の胃酸を中和してくれます。
その為、昔は胃薬としてよく使用されたとの事です。

では、何故この重曹が足の臭い対策になるのでしょうか？
これは重曹がアルカリ性だからです。

臭いの原因である雑菌やバクテリアは、弱酸性を好みます。
その為、雑菌やバクテリアはアルカリ性物質の環境下で繁殖する事が出来ないのです。

また、重曹は吸湿性にも優れているため、
湿気のある冷蔵庫やクローゼットなどで特に効果を発揮します。

その為、高温多湿を好む雑菌やバクテリアに効果的なのです。

それでは、実際にどのようにして重曹をすればよいでしょうか？
今回、使用方法に関して、簡単に説明させて頂きたいと思います。

まず、用意するものは、大きな穴の空いていない、使い古したストッキングと重曹です。

勘の言い方は、もうお分かりかと思いますが、使い古したストッキングの中に
重曹を入れ、靴の中に入れて一晩置くのです。

そうすると、次の朝には、湿気を取ってくれるのです。
大体、3ヶ月は使用出来ますので、是非試してみて下さい。